今は亡きハイペナ2の記録

今は亡きブラウザゲームであるhigh pena2(ハイペナ2)について、2018年11月に書かれた文章が見つかった。往時を偲ぶ史料として公開しておきたくなったので、ここに記すものとする。

 

 

 

2012年秋

ハイペナの元になった野球ブラゲ「俺のペナント」をやり始める。

そのコミュニティの中で、ハイペナというゲームの存在を知る。

どうやら人間関係がこじれたゲームらしいと恐怖感を抱く。

 

2013年頃?

ハイペナに興味を持ちドラフト登録してみる。確か俊足巧打の野手。

無事指名はもらったものの、ログインまで済ませておきながら未キャンプで名無し化するという失態を犯す。

怖くなってハイペナを覗けなくなり、以降このゲームのことをすっかり忘れる。

 

2017年9月

野球ブラゲ「Baseball Life | プロ野球人生シミュレーションゲーム」をやり始める。

ハイペナとプレイ層が被っており、ここにきてハイペナのことを思い出す。

 

2017年末~

twitterでBBL民(Baseball Lifeプレイヤーのこと)と交流する中で、ハイペナーとも交流を持ち始める。

 

2018年3月~

BBL民がハイペナに数多く流入し始める。

 

2018年9月

唐突にハイペナへの興味が湧き始め、atwikiやハイペナーブログなどをあさって情報収集をしだす。

 

2018年10月17日

興味が臨界点に達し、およそ5年ぶりにドラフト登録。テンプレ抑え型。

 

2018年10月19日

ソフトバンクから指名をもらう。最速159km/hのトルネード投法、特殊能力は打球反応とピンチ×。

 

2018年10月20日

早熟早という最弱クラスの成長型であることが発覚。この日から練習が始まり、貼り付きの日々が幕を開ける……。

 

 

 

 

 

2018年11月25日

この文章を書く。

 

 

 

さて、ここまで丸7シーズンプレイしてきました。選手はというとこんな感じ。

high pena 2 〈ゆきだるまのルー〉

7年目までは中継ぎで隔離してもらったり壁役になったり、あるいは抑えでセーブを稼いだり。

6年目にはセーブ王になることもできました。

先発至上主義のハイペナにおいては先発転向してからがいよいよ本番!という印象なので、ここまでは前哨戦です。

チームの指揮や編成は当然のことながら、自分の成績や年俸、疲労の管理についてもほぼ考えずに済みましたので、

練習をどうやって拾ったらいいか、貼り付き頻度は? 一回で行う練習の回数は? 買う機材は? 猛変が来ねえ!

など、どう練習するかだけをひたすら考える7年でした。

 

早熟早という成長型を引いたため、入団時が最も基礎能力の上がりやすい時期です。

多くの選手は入団直後は特殊能力取得の為に経験Pを稼げる監督やコーチを追っかけるのですが、早熟系では基礎能力を伸ばすための練習を最初に行います。

1年目から159km/hと及第点の球速を備えていたことから、4種類のポイントがまんべんなく手に入る紅白戦(紅白)ではなく、☆2の変化球猛特訓(猛変)と15km/h走をメインで追う方針に決定。監督と紅白も、適宜無休で拾っていきました。

 

4点待ちということで、単純に監督紅白を狙うよりも格段に練習頻度の高い待ち方です。

「残り練習回数が15回程度なら1回休息を入れる、30回の上限に近くなっていれば半分ぐらいに減らす……」など、チームの先輩から練習消化する上での指針を頂いていたので、1年目2年目あたりはこれをまずまず忠実に守っていました。

 

しかし練習消化に慣れてきた3年目あたりから、休息回数を減らして効率を追い求め始めます。「年間休息5回未満チャレンジ」と銘打って始めた力強い貼り付きです。3年目は年間9回、4年目は年間8回、5年目は年間6回と少しずつ数を減らしていき、6年目には運にも恵まれて年間休息3回を達成することができました(しかし狙い通りの練習を踏めたかどうか?やみくもに休息回数を減らすだけではいけないのでは?という反省点もありました)。

 

休息回数を大きく減らした6年目からは、深夜帯の練習を拾うため、夜中にアラームをかけて練習スケジュールの確認をこまめに行うようになりました。

7年目にはいよいよ監督メイン待ちに切り替わり、練習回数を30回近くに保ちながらひたすら監督(とコーチ)を待ち続けることになりました。監督指導は最もレアリティの高い練習であるとともに、その効果を最大まで生かすべく練習回数を溜めて待つのがセオリーです。twitterでは監督指導を逃して阿鼻叫喚するハイペナーの姿をたまに見ることができますが、なるほどこれは逃したら二つの意味で痛いなと実感することになりました。

 

幸いこの年の監督は無理なく拾える時間帯に来てくれたので、経験Pを500点程度稼ぐことができました。今季以降もこのような待ちをすることになるのですが、なんとか監督を逃さぬよう、少しでも練習回数30回近い状態で拾えるよう、いかに貼り付くかいかに回数を調整するかを楽しく悩んでいきたいものです。

 

 

 

 

この後私は2021年3月まで、約2年半にわたりハイペナをプレイすることとなる。